東京維新の会:帝国憲法復活に賛成

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東京都議会にも維新の会ができたのだそうだ。その連中が最初に世の中の耳目を引いた行動が面白い。現行憲法を無効とし、大日本帝国憲法の復活を求める請願に、賛成の意を表したというのだ。これにはさすがの橋下市長も仰天し、自分の政策とはあい入れないと弁明したそうだ。

毎日新聞の報道によれば、この請願は京都市内の男性ら約5000人によるもので、「我が国の独立が奪われた時期に制定された」と現行憲法の無効を主張、その上で大日本帝国憲法の復活を求めた。また皇室典範についても「国民を主人とし天皇を家来とする不敬不遜の極み」と批判し、「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」するよう決議を求めた。

この請願は維新の会の議員が紹介議員になって提出された結果、賛成したのは維新の会の3人だけで、反対多数で不採択となった。

この奇怪な主張について、橋下市長は「マニアの中だけの話だ」と批判したが、当の東京維新の会の議員たちは、石原慎太郎都知事も現憲法破棄を唱えているとして、東京では受け入れられていると主張しているそうだ。


関連サイト:橋下イズムの精神構造 





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