老いてなお盛ん:ポール・マッカートニー、グラミー賞を受賞

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今年(2013)71歳になるポール・マッカートニーが最新アルバム Kisses on the bottom でグラミー賞を受賞した。これまでに数えきれないほどの賞をもらい、メダルやトロフィーをキャビネットに収めきれないというポールだが、やはり新しい賞を貰えばうれしいという。

このアルバムの中には昨年三度目の結婚をした新妻ナンシーへ捧げるバラード My Valentine も含まれている。ヴァレンタインデーの今日(2月14日)、そのことについて話しかけられたポールは、All you need is Love と答えたそうだ。

このアルバムは、筆者はまだ聞いていないが、オールド・ロックンロールやオールド・ジャズをカバーした曲が中心になっているそうだ。ポールの子どもだったころ、ポールの父親はよくそうしたオールディーズの歌を歌っていて、それがポールの音楽の原点になったという。メロディを重んじるポールの作曲態度は、多分にこの子供時代の経験に根差すところ多いという。その自分にとっての原点である音楽を21世紀の現在蘇らせたということなのだろう。

ポールはいま、次のアルバムにとりかかっているそうだ。ポールはまた、デーヴ・グロールやニルヴァーナの初期のメンバーと一緒に Cut Me Some Slack という曲をレコーディングしたが、これは彼のこれまでの曲とは全く趣を異にしたものだそうだ。ポールによれば、ホットなギターをプレゼントされたことが、この曲を書くにいたった動機なのだそうだ。

さらに、今年はビートルズの最初のアルバム Please please me の50周年を記念した盤が発売されるそうで、ビートルズファンの話題を呼びそうだ。

70歳を過ぎたポール・マッカートニー、老いてなお盛ん、かつビートルズの名声も衰える気配を見せない。(写真は Guardiann から)


関連サイト:ビートルズの世界 





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