宇宙の年齢は138億歳

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これまで、宇宙の年齢は137億歳と考えられてきたが、あたらしいデータをもとに解析した結果一億年遡って、138億歳であることがわかったという。

欧州宇宙機関(ESA)とNASAが共同で、宇宙衛星プランク(Planck)から送られてきたデータをもとに解析した。プランクが観測した「宇宙背景放射」と呼ばれるマイクロ波をもとに、ビッグバンが起こった時期を推測したという。

また、暗黒エネルギーは宇宙全体の69%を占め、これまでの観測結果よりわずかに少なく、逆に暗黒物質などの物質成分はわずかに多いことが判明したという。暗黒エネルギーは宇宙膨張の原因とされ、暗黒物質の方は不可視で、重力の変動によってその存在が推定されるという。(写真はプランク・ミッションの作成した宇宙マップ、このマップから宇宙の成分や起源、時間の経過などがわかるという)


関連サイト:地球と宇宙の科学 





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