箱根彫刻の森1:水彩で描く日本の風景

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先日懇意にしている婦人たちと箱根に遊んだ際、彫刻の森美術館を訪ねた。湯本から登山電車に乗り込んだ頃は雪をみることはなかったが、宮ノ下を過ぎるころからうっすらと雪を被った景色を見るようになり、彫刻の森美術館に入ると一面が雪景色だった。

時折雪を踏みしめながら、野外に並びおかれた作品を一つ一つ見て歩いた。ここの売り物はヘンリー・ムーアということで、あの有名な家族の像も展示されてあった。御婦人たちはしきりに感心している。

これは、サン・ファールという作家の「ミス・ブラックパワー」という作品。雪の中に巨大な像が突っ立っていて、下から見上げるのだが、それがとんでもない迫力なのだ。だからこのように絵にもなるというわけだ。

(ファブリアーノ300g、28×38cm、2013年1月)





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