久しぶりに気持ちよく晴れ渡ったので、近所にある長津川公園というところに桜を見に出かけた。今年はソメイヨシノの開花が早く、東京地方では3月20日前後に咲き始めたと聞いていたので、もはや散っているかと思っていたが、ご覧のとおり、いまだ爛漫たる咲きぶりで、筆者を迎えてくれた。実は一昨日まで、ちょっとした病気の治療のために三日ほど都内の病院に入院していたので、その間に散ってしまったのではないかと心配していたのだったが、その心配が外れて妖艶な様子を見ることが出来、聊かラッキーな気分になった次第だった。
実は、このブログでもたまに登場願っている御婦人たちと、4月3日に成田山に花見がてら遊山に出かけるつもりだったのが、色々な都合が重なり、結局沙汰やみとなってしまった。その理由のひとつに、どうせ3日には桜は散り終わって見ることが出来ないという思い込みもあったと思うのだが、この分だと何とか3日までは花見が楽しめるかもしれない。
さてこの公園は、船橋市街を流れる長津川が、度々氾濫したことがあったために、洪水防止のための調整池として作られたのであったが、その際に、池の周りに散策路を巡らし、そこにソメイヨシノを植えて、市民の憩いの場を兼ねさせたものなのであった。筆者も毎日の散歩のコースの一つとして、この場所を織り込み、度々出かけては、四季折々の自然の変化を楽しんでいるところである。
この日は平日だったにかかわらず、大勢の人々が繰り出して、樹下や芝生に蓆を敷いては、思い思いに春を楽しんでいる姿が印象に残った。
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