銀座2丁目の東側に、絵にあるような建物がたっている。通称銀座米井ビル、米井商店の本社ビルとして昭和5年(1930)に建てられた。ロマネスク様式を思わせる入り口のアーチが特徴だ。
昭和26年には増築、同59年には改修を施されているが、下部は建築当時の外観を保ち、現在では東京都の歴史的建造物に指定されているそうだ。
この建物の存在は「描く会」の仲間から教えてもらった。銀座にはかつてはこのようなクラシックな建物が多く散在していたが、今ではほんとうに少なくなってしまった。
(ホワイトワトソン300g、26×36cm、2013年1月)
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