銅御殿Ⅱ:水彩で描く東京風景

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小石川湯立坂の途中に立っている銅御殿をスケッチしたのは2006年2月のことだったが、その時には邸内に入って、身近から見上げた御殿の様子を描いたものだった。今回は、放送大学の敷地内から、横ざまに見えるところを描いてみた次第。季節が変って新緑が勢いよく延び、勢い眺めは樹木に遮られる形になるのだが、そこのところは工夫して、建物がよく露われるようにした。

前回の時には、北隣の敷地にマンション建設計画がもちあがっていて、なにかと騒ぎの種になっていたようだが、話がどうまとまったのか、そのマンションは既に立っていた。しかし、北隣りということもあって、日照や風周りへの影響はあまりないようだ。

(2013年4月、ファブリアーノ300g、28×38cm)





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