空中でランチタイム

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写真(TIMEから)は、ニューヨークはマンハッタンの高層ビル建築現場で、ランチタイムのひと時を空中で過ごしている11人の男たちを写したものだ。1932年9月29日に撮影されたもので、場所はロックフェラーセンターにあるRCAビルの建築現場、地上800フィートの上空だそうだ。

空中に差し渡された鉄骨の上に、11人の男たちが仲良く並んで寛いでいる。この写真を見ると、この男たちは鳥の生まれ変わりにちがいない、と筆者はつくづく思う。筆者にはとてもこんなマネはできない。自分がそんなところにいると想像しただけで、恐怖のあまり悶絶してしまいそうだ。というのも、筆者は鼠の生まれ変わりで、高いところは苦手なのだ。

この写真は、アイルランドのとある町のパブで発見されたそうだ。この写真とかかわりのある人がアイルランドに持ち帰ったようなのだが、その詳細はいまだわかっていない。ただ、この写真を公開したところ、11人のうち2人の身元が分かったということだ。彼らはマンハッタンの高層化が始まった1930年代前半にアメリカにわたり、このような建築現場で活躍していたらしい。






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