鄱陽湖が干上がる

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洞庭湖とともに中国江南地方の豊かな湖として知られた鄱陽湖の、その水がとうとう干上がってしまったそうだ。原因は、干拓の進行と長江上流に作られた三峡ダムの影響らしい。(江西省の分省地図で見ると、鄱陽湖は巨大な湖であるし、流れ込む川の数は数多くあるというのに、それが干上がってしまうというのは、なかなか信じがたいことだ。)

鄱陽湖といえばあの陶淵明のゆかりの地である九江や廬山が近くにあり、中国文学においては、様々な詩人たちがその風光明媚なさまを歌い続けてきたところだ。しかし水が干上がってしまっては、風光もなにもなくなるわけだ。

干上がったことの意外な結果として、明代の橋が姿を現したという。御影石で作られた橋で全長2930メートルに及ぶ。この橋を歌った詩を筆者は知らないが、おそらく明清時代には多くの人々に愛されていたのだろう。この橋がどういう事情で湖底に沈んだかも、興味をそそるところだ。(写真はAFPから)


関連サイト:中国を語る 






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