祇園の路次:水彩で描く日本の風景

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今年(2014年)の初春に、親しい友人たち数名と京都へ二伯の小旅行をした。筆者にとっては数年ぶりの京都旅行だと言うので、なにか記憶に残るものにしたいと思い、庭園巡りをテーマにした。そのおかげで、結構問題意識を以て旅をすることになり、充実したひと時を過ごすことができた。

旅館は、東山にある高台寺近くの料理屋旅館で、ミシュランのガイドブックにも載っているという洒落たところだった。祇園にも近いとあって、我々は、出先から旅館に戻る途中、祇園の一角に立ち寄ることとした。

これは、その祇園の一角にある狭い路地の光景である。いかにも京都らし眺めを背景にして、舞妓さんたちが美しい。

(28×38cm、ファブリアーノ水彩紙300g、2014年)






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