人類が人工知能ロボットにとってかわられる日:ホーキング博士が警告

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人工知能を供えたロボットの開発が急速度で進んでいる。いまはまだ原始的な段階を出ていないが、自分自身の判断で行動するような比較的高度な知能を供えたロボットが登場するのはそう遠いことではないと予想される。そうなれば、介護のような分野から災害対策、果ては戦争行為まで幅広い分野で人間の労力を省くようになると思われる。

だが人工知能の行き過ぎた開発は、人類の終わりを意味するかもしれないと警告する人がある。イギリスの天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士だ。

ホーキング博士によれば、人工知能ロボットが一定の段階まで進歩すると、それは自分で自分自身を再設計するようになるだろう。いちどそのプロセスが始まってしまえば、人類は太刀打できなくなる。というのも、人類は生物学的な進化のプロセスに制約されているのに対して、人工知能ロボットにはそのような制約はないから、加速度的にしかも無制約に能力を向上させていくだろう。

そうなれば、一定の時点で人類は、知能や体力の面で、人工知能ロボットに追い越される可能性が非常に高くなる。人類よりも遥かに高度な能力を持ったロボットが、もしも人類に敵対的になるとしたら、どうなるか。それを考えたら、人類はこれ以上人工知能の進歩を加速させるべきではない。こう博士は言うのである。

なにやらSFの世界からのメッセージのようにも聞こえるが、頭から笑い飛ばすわけにもいかないようだ。







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