写真（NASAから）は、魚座の一角にあるNGC7714銀河。銀河を取り巻くようにして、かたつむりのような形の渦巻き模様が見える。これは、銀河の周辺部のガス状物質が、他の銀河の引力に引っ張られてできたものだ。この画面には見えていないが、渦巻き模様の先端の方角に別の銀河があると推測される。その銀河はとりあえず、NGC7715と名づけられている。
宇宙では、複数の銀河が互いに作用を及ぼし合っていることが珍しくない。中には銀河同士が引き付けあった挙句融合や合体をしているケースもある。この二つの銀河も、いづれは融合する運命にあると思われる。
なお、この銀河は地球から一億光年の彼方にあると推測されている。
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