知恩院方丈庭園:日本の寺院庭園

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知恩院は、法然在世中よりこの地にあって布教の拠点となっていたが、山門や御影堂などの現存する伽藍群が造営されたのは徳川時代に入ってからのことである。大方丈と小方丈は寛永18年(1641)に作られ、その際に方丈庭園もあわせて作られた。庭園の造営を指導したのは、小堀遠州と縁のあった石立僧玉淵とされる。池泉回遊式庭園である。

池は瓢箪型をしており、背後の東山を借景として取り入れている。上の写真は、大方丈の前に広がる池を望んだところ。

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大方丈前の池周りの石組み群と植栽。

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岸と島を結ぶ石橋。

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小方丈付近の枯山水ふうの庭。つつじの植え込みが続いている。






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