宝泉院:日本の寺院庭園

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大原三千院の参道奥にある宝泉院は、大原寺(勝林寺)の僧坊として、11世紀始めに創建された寺である。額縁庭園として知られるこの寺の庭園は、徳川時代の中ごろに作られた。額縁と言われるのは、客殿から庭園を見ると、額縁に収まったようにコンパクトに見えることによる。

上の写真は、客伝から眺めた庭園の様子。鶴亀庭園の異称もある。

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これは五葉の松といい、樹齢500年の古木である。なお、客殿の一角には、水琴窟に通じる竹筒が設置されており、それに耳をあてると、水の音が琴の音のように聞こえてくる。







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