先日湖南省の張家界の渓谷にできたガラス底の橋についてはこのブログでも紹介したところだが、中国人はこういうものを愛するらしく、すさまじい数の人が殺到、その重みで橋がおかしくなり、わずか一週間あまりで封鎖されてしまった。だが中国人はそんなことでめげる民族ではないらしく、今度は世界一高い橋を開通させるそうだ。その橋は貴州省の西部を流れる北盤江に架けられ、その名も北盤江橋というそうだ。
橋の川の水面からの高さは565メートル、長さは1341mだ。これまで一番高い橋は同じ中国湖北省の四渡江橋で高さ472メートルだった。ちなみに張家界のガラス底の橋は420メートルだ。
この橋ができたことで、貴州省の六盤水市と雲南省の宣威市が最短距離で結ばれる。これまでは両市の間の往来には5時間かかっていたが、この橋ができたことで２時間以下に短縮されるそうだ。
世界一高い橋といっても、外見的にはあまり特徴はない。だからガラス底の橋のように大勢の中国人を集めるかどうか、心もとないようだ。（写真はEuronewsから）
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