船橋長津川公園の桜

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先日、筆者の住んでいる千葉県北西部では桜の開花が例年になく遅いと書いたが、ここ二・三日の暖かさで急速に開花が進み、場所によっては七分咲きの状態になってきた。そこで今日(四月六日)は、カメラを持って花見に出かけた次第だ。

場所は船橋市の北の校外にある長津川公園。洪水対策として作られた調整池を、公園として整備し、一周1100メートルの円形の土手にそって、桜を植えている。桜は、その土手を歩きながら見てもよいし、あるいは調整池の底に下りて眺め上げてもよい。上空から眺めると、地形に沿って桜の花のピンクの輪が見えるだろう。上の写真は、調整池の土手から眺めたものだ。

朝から天気がいいとあって、親子連れなど見物客が多く繰り出している。普通の時節には、ジョギングや散歩をする人の影をちらほらみる程度だが、この季節になると、大勢の人々がやってきて、思い思いに弁当を広げては、花見を楽しんでいる。

筆者も、近くの鮨屋で買ってきた寿司を、池の底の枯芝の上に広げ、颯々たる春風を受けながら、味わった次第だ。花見にはやはり寿司が似合う。

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これは土手沿いに咲いた桜を撮影したもの。御婦人たちが桜の花の下のベンチに陣取って、おしゃべりを楽しみながら花を愛でる有様が伝わって来る。





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 暖かくなり、春が疾走し始めました。
満開の木蓮の花を散らせ始め、芳香を出し尽くした水仙に衰えが見えてきた。春風にたゆとう雪柳の白が艶かしい。

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 在原業平

桜は満開になっているのだろうか。5日午後から花見と洒落こんだ。
私の住む名古屋の桜の名所鶴舞公園にきた。八分咲きの桜の下には、敷物をしき宴会が始まっている。
多くの花見客、それに屋台がでている。
 ずーっと離れたところに一本の沈丁花がある。三本の枝に分かれ、花を咲かせている。まだ芳香を放っている。
 このあと、別の桜の名所である山崎川にまわった。両岸の桜は七部咲きといったところだ。ここにも多くの花見客が散策路を歩いている。老夫婦が一本の木に咲く花をみて言い争っているようにみえた。
 老女が私に「これはしでこぶしですよね」と確認を求めてきた。「そのようですね。鶴舞公園の辛夷はこんなに満開になっていませんでした」と答えてその場をあとにした。
 しばらく歩いていくと一本の海棠の木を見つけた。つぼみのままだ、まだ目覚めていない。
2017/4/7 服部

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