最近アメリカはロシアに対して厳しい制裁をかけているが、トランプはプーチンとの個人的友好関係の維持に熱心なようだ。3月20日には、ホットラインを通じてプーチンと親しく対談し、その中で、なるべく早くプーチンをホワイトハウスに招待したいと言った。プーチンもそれに応えて、トランプをクレムリンに招待したいと言ったそうだ（RIAノーヴォスチ通信による）。
ラヴロフ外相は、この電話対談の中でトランプが何度もこの話題に触れたとコメントして、米ロ関係が正常化する期待を示した。ラヴロフによれば、米ロは対立するより仲良くしたほうが互いのためにも世界のためにもよいというわけだ。
このニュースは、トランプのロシア疑惑をめぐる前FBI長官コミーのメモが発表された直後にリリースされた。そのメモの中でコミーは、トランプがモスクワに滞在中に、オバマ大統領が寝たモスクワのホテルのベッドに、商売女に金を払って、小便を引っかけさせたことを話題にしたところ、トランプはそれを否定したということが書かれていた。
そのかわりにトランプは、ロシアの商売女は世界一だということについて、プーチンと意気投合したと言ったそうだ。何故ロシアの商売女が世界一なのか、そのわけをトランプは言わなかった。そんなヤボなことは聞かないでくれといわんばかりに。
トランプがロシアの商売女に金を払って、オバマの寝たベッドに小便をひっかけさせた動機については、あれこれと詮索されているようだ。憎んでいる相手に呪いをかけるために、日本人なら藁人形に釘を打つところを、トランプはベッドに小便をひっかけさせるということらしい。
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