円安を警戒する

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コロナはまだ収束したとはいえない状態だが、政府が経済活性化のために大胆なウィズコロナ対策を出したこともあり、世上はコロナをわすれたかのような能天気ぶりだ。そんな能天気に便乗するわけでもないが、四方山話の会を久しぶりにやろうということになった。ただ大人数でやるのは、さすがにはばかられるので、とりあえず、幹事の連中でやることにした。会場はいつもの新橋古今亭、集まったメンバーは、石、浦、梶の諸子と小生を合わせた四人。そのほか岩子にも声をかけたが、都合がつかないとのことだった。

五時半にメンバーがそろった。今日は梶子が特別講演を予定してきたそうだが、講演には到らないで、四方山話に終始した。その梶子は、これからインドネシアに旅行するというので、それは観光旅行かねと聞くと、いや、インドネシアに住んでいる娘夫婦を訪ね、孫の顔を見るのだという。いまは円安がすすんでいて、海外旅行が割高になっていると聞くが、実際どんな様子だねと聞くと、とんでもないほど高くなっているそうだ。二・三年前にインドネシアに行ったときは、東京・ジャカルタ間の往復運賃は夫婦二人で十五万円程度だったが、いまでは三十万円かかるという。それはひどい暴騰ぶりだね。

ところで、七谷子のフェースブックに、三週間かけてドイツを旅行したとあったが、ヨーロッパでは戦争をしているというのに、よくも旅行できたものだね。それに円安は対ユーロでも進んでいるから、旅行にかかる費用も相当な額に上っただろう。金持でなければできないことだ。

戦争といえば、プーチンの好戦的な姿勢を浦子が厳しく批判した。プーチンの好戦的な姿勢は、民主主義がロシアに根付いていないことに基づいている。だからロシアが民主化されないかぎり、プーチンやその仲間の好戦的な姿勢はあらたまらないだろう、と浦子は持論を展開した。

たしかにプーチンが悪いが、バイデンだってプーチンよりましだというわけではない。ウクライナをけしかけてイケイケドンドンといった無責任な姿勢に終始し、停戦への努力をまったくしていない。それはやはりバイデンがボケているからだというのが小生の見立てだ。いまの世界は、バイデンとかプーチンといったボケ老人たちが権力をほしいままにしていることから、非常に不安定化している。この調子だと、核戦争に発展しないとも限らない。地球にとって存続の危機が迫っているといって過言ではない。そういって小生は、事態を冷静にとらえることの重要性を強調した次第だ。

ところで、こないだ赤子から、最近の世相についてのかれの評論がメールで送られてきた。諸君も読んだと思うが、日本会議や統一教会といった右翼の動向について詳細に触れられている。なかなか興味深いので、いづれ本人から語ってもらいたいと思う、と石子がいった。

そこで梶子がカバンのなかからレジュメをとりだして、今日講演するつもりだたという文案をみなに配った。「経済的側面から見た自由と民主主義」と題されている。これについては、いづれ講演の形で詳しく語りたいから、諸君はそのレジュメを読んで、あらかじめ趣旨を理解しておかれたいということだった。

このほか、われわれの四方山話はいろいろな方面にとび、なかには、だいぶ尾籠な話もあったが、それについては触れないでおこう。

二次会は東口の例のバーでやった。この日は、石子が具合が悪いらしく、参加しなかった。





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