ミッション・インポッシブル スパイアクション映画

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1966年から1973年にかけて、アメリカのテレビシリーズ「スパイ大作戦」が人気を博した。日本のテレビでも放映され、小生も見たことがある。テーマ音楽はいまでも流されている。そのシリーズを映画化したのが「ミッション・インポッシブル」だ。これはテレビで放送されたものからエッセンスを抜き取ったもので、これまで8作が制作されたという。第一作目は「ミッション・インポッシブル(Mission: Impossible)」と題して1996年に公開された。

アメリカの諜報機関IMFの活動がテーマである。IMHはImpossible Mission Forceといって、CIAの別働部隊のようである。第一作目では、その組織のメンバー間の仲間割れがテーマとなっている。仲間割れの原因は、敵国に通報しているスパイがいるのではないかとの疑念が、幹部の間で起こったこと。その疑念を明らかにするために、幹部は狡猾な手をうつ。疑念の対象となっているメンバー数名を一つのチームにまとめ、そのチームに最難度の課題を与える。本物のスパイだったら、その課題をクリアするはずだ。だが課題は高度に難しいので、おそらくパスできるものはほとんどいないだろう。それをパスしたやつが本物のスパイに違いないというわけである。

チームは果たして、一人を残して全滅する。生き残ったイーサン・ハントにスパイの嫌疑がかけられる。イーサンは、それに意趣返しをしようとする。そこへ、死んだと思っていた同僚クレアが現われる。ハントはクレアと協力して意趣返しの実行に取り掛かる。CIAの本部から最高機密書類を盗み出すというのだ。仕事は成功する。それには二人が助っ人として加わった。

やがてチームのボスだったフェルプスが現われ、IMFの幹部キトリッジが裏切り者だと宣言する。ハントはフェルプスを狙うが、そのうちに、本当の裏切り者はフェルプスだとわかる。ハントはフェルプスと対決し、最終的に勝利、スパイの冤罪も晴らす、といった内容である。

いかにもアメリカ人が好みそうなスパイアクション映画である。






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