世界情勢を読む

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イスラエルのネタニアフ首相が、イランの核開発に反発して、自衛のための先制攻撃も辞さないといっている。もしもネタニアフがその言葉を実行したらどうなるだろうか、というよりも、アメリカはどうすべきだろうか。そんな背筋が寒くなるようなことを、真剣に考えている人々がいる。

尖閣諸島をめぐる最近の中国の動きが気になるところだ。一時は日中間の武力衝突まで懸念された。最近はそういう心配は和らいだようだが、中国の公船は毎日尖閣周辺を巡行し、時たま日本の領海に侵入したりもして緊張を高めている。中国側ではこれを、正当な法の執行であると強弁し、素直に立ち去ろうとはしない。かえってこうした行為を繰り返すことで、尖閣に対する実効支配のアピールを目論んでいるかのように見える。

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韓国が外国人ジャーナリストを竹島(韓国名独島)に案内して、竹島に対する実効支配の実情と、韓国の主権の正当性についてアピールした。それに応えるかのように、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストといった有力紙が、その視察の内容と、竹島問題についての論評を掲載した。

中国共産党系のメディア「環球網」が、「中日国交正常化40周年に、日本政府と国民を評価」という趣旨で中国のネット利用者を対象にアンケート調査を実施したそうだ。アンケートは17の項目からなり、現在進行形の尖閣(釣魚島)問題を念頭に置きながら、日本文化の中国への伝播、野田首相の対中姿勢、中日の相互依存度、中日関係の将来などについて聞いたという。3万4000人が答えたその内容とはどんなものだったか、気になるところだ。

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尖閣諸島問題で燃え上がった中国人の反日デモ、そこには反日のスローガンを書いたプラカードが多数登場したが、その中でひときわ目を引くものがあるというので、中国のネット世論の話題になっているそうだ。「釣魚島(尖閣)は中国のもの、蒼井そらは世界のもの(釣魚島是中国的、蒼井空是世界的)」と書いてあるのがそれだ。

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中国がウクライナから買い入れて修理していた空母ワリャーグを実戦配備したようだ。名を遼寧と改め、中国国防の切札として、国民の熱い視線を浴びているという。

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米共和党大統領候補ミット・ロムニーが政治資金パーティーで発言したという内容が論議を呼んでいる。その中でロムニーは、「アメリカ人の47パーセントは全く所得税を払っていないから、私の減税政策は彼等には縁がないし、私も彼らのことを気にかけるつもりはない」と発言した。更に、「彼等は、"自分たちは社会の被害者であって、政府はそんな自分たちの面倒を見る責任がある"と考えている」とも発言した。

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筆者が9月11日から5日間の中国旅行を終えて日本に帰ってきたのは9月15日の土曜日のこと。すると早速目に飛び込んできたのが、中国各地で反日デモが吹き荒れているというニュースだった。帰国当日の15日には、筆者らが旅行した香港や深圳を含め数十都市で反日デモが発生。北京では日本大使館を大勢のデモ隊が囲み、上海では日本人が危害をうけたという話もあった。

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この写真は、雑誌ニューヨーカーが紹介していたフォトアートの一枚。先日プーチンがハング・グライダーに乗ってシベリア白鳥とともに空を飛んだが、それを材料にした一種のジョークだ。筋骨隆々たるプーチンは、この写真の中では、鳥に乗って大空を飛び廻っている、というか、プーチン自身が鳥になりきっている。

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万事目立ちたがり屋で露出狂のプーチンが、またひとつパフォーマンスを演じて、ロシア人たちの耳目をそばだたしめた。シベリアの空をハング・グライダーで飛んで、白鶴たちがシベリアから中央アジアの草原へと渡っていくのをエスコートしたのだ。

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日朝会談に意欲を見せるなど、最近の北朝鮮には変化の兆候らしきものが感じられる。まず金日成時代には先軍政治一点張りだったものが、最近では経済の立て直しと、国民の生活向上が、金正恩自らの口から発せられるようになった。日本との関係改善の試みも、日朝間の懸案を少しでも解決して、日本から経済的な援助を引き出そうとする意思が働いているものとみえる。

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前ニューヨーク州知事のエリオット・スピッツァーが、米共和党の副大統領候補ポール・ライアンを大ウソつきだと罵ったうえで、それにも拘わらず国民から多くの支持を集めていることについて、ニューズウィークWEB版に投稿した文章の中で大いに嘆いて見せた。

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 8月29日にフロリダ州タンパで開催された米共和党大会において、ミット・ロムニーが大統領候補に指名された。そのロムニーの政策だが、これがきわどい内容のもので、保守反動路線の極みと言ってよい。最近保守色を強めている共和党にあっても、過去に例を見ないような保守反動ぶりだ。

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