日々雑感

ガルシア・マルケス死す

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ガブリエル・ガルシア・マルケスの小説は、代表作の「100年の孤独」を、英訳で読んだだけだから、日本人の読者としては、筆者は、あまり熱心な部類には入らないかもしれない。それでも、読んだときは、それなりの衝撃を受けたことを思い出す。もっとも、筆者がこれを読んだのは、はるか昔のことで、いまでは筋書きもろくろく覚えていないのだが。

吉野梅郷の梅が伐採される

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吉野梅郷といえば、水戸の偕楽園や横浜の三溪園と並んで、関東の梅の名所だ。旧街道沿いの道端や畑に群がるように並んでいるほか、梅の公園には数々の品種の梅が植えられていて、さながら梅の博物園といった観を呈していた。その梅が、すべて伐採されることになったと聞いて、残念な思いに駆られた。

STAP細胞をめぐる大騒ぎ

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STAP細胞の論文をめぐる疑惑について、理研が問題となっていた画像を調査した結果、それが改ざん、ねつ造されていたとして、研究リーダーである小保方晴子女史の責任を厳しく指摘した。これに対して小保方女史は、「単純なミスで、不正の目的も悪意もない」とし、これではSTAP細胞の存在自体が疑われることになり、受け入れられないとして、争う姿勢を見せている。

山折哲雄氏はユニークな日本文化研究者であり、筆者も愛読者の一人であるが、時折、首をかしげたくなるような言説に出会ってびっくりすることもある。最近も、慶応の前塾長安西祐一郎氏と交わした対談(東洋経済オンライン上に掲載)を読んで、そこでの氏の言説にやはり首をかしげてしまった。

ハイデガーのブラック・ノート

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ハイデガーの手記のうち、1931年から41年にいたる10年間分が、ドイツで公刊されつつあるそうだ。これらは、黒表紙のノートブックに記されていることから、ブラック・ノートと呼ばれているそうだが、ブラックなのは体裁だけではない、内容もまたブラックだ、と断定するものが多いという。というのも、この期間のハイデガーは、ナチスの党員として、ドイツのナショナリズムを称揚する一方、師匠であるフッサール(ユダヤ人)に対して不当な態度をとるなど、反ユダヤ的な言動をしていたことが知られているが、そうした言動がこの手記からも裏付けられるというのである。

仰げば尊し

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今日(3月18日)、木下恵介監督の名作といわれる映画「二十四の瞳」をDVDで見ていたら、「仰げば尊し」のメロディが何度も流れていた。時あたかも卒業式のシーズンで、日本中の学校でいまだこの曲が歌われていると聞き、この歌の息の長さを感じた。かくいう筆者も、小学校、中学校、高校と、卒業式を迎えるたびにこの歌を歌ってきた。それゆえ、これを聞くと身に染みて懐かしい感じをさせられる。最近は歌詞が古風だとか、内容が封建的だとかいって、敬遠する学校もあるようだが、根強く支持されていることの背景には、日本人の歴史の厚みのようなものを、この歌が感じさせるからだろう。

今年はシェイクスピア生誕450周年記念の年とあって、シェイクスピア劇の本拠たるロンドンのグローブ座が、世界中のあらゆる国に赴いてシェイクスピア劇の公演運動を繰り広げている。その一環として、来年中には北朝鮮に赴き、ハムレットを公演する予定だという。これには賛否様々な反応があるようで、その大部分は、北朝鮮などにシェイクスピア劇を見せる意義はないというものだが、グローブ座は世界中のあらゆる国で公演するということに意味があるとして、北朝鮮公演を中止するつもりはないとのことだ。

ツイン・トイレ:ロシア式生活

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ソチ・オリンピックの開会式に欧米の政治的指導者がほとんど参加しなかったことは、いまのロシアに対する欧米市民の評価を象徴するものだったが、そうした評価は、ネット空間の中で、ロシア・バッシングとでもいうべき現象に、増幅した形であらわれている。たとえば、上の写真(ロイターから)だ。このツイン・トイレは、ロシア式生活を象徴するものとして、つまりあざけりの対象として、欧米のネット空間を渡り歩いている映像のひとつである。

体重500キロの女性

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写真(Huffington Post から)は、体重500キロの女性を写したもの。体重が500キロというと、ダービーに出てくるような馬の体重と同じだが、人間にそれだけの体重があると、こんな具合になるわけだ。

「我が闘争」がベスト・セラーに

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アドルフ・ヒトラーの悪名高い著作「我が闘争」が、2013年のベストセラーになったそうだ。ただし、プリント版ではなくデジタル版でだ。この本がKindle から販売されるや、ものすごい勢いで売れ続け、遂にはベスト・セラーになったということのようだ。

古代エジプト人醸造家の華麗な墓

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写真(APから)は、エジプトはテーベの谷の墳墓群の一角から発見された壁画の一部。いまから3000年前に死んだエジプト人醸造家の墓のなかから発見されたものだ。古代エジプト人の信仰や生活の一端が伺われるので、非常に貴重な価値を持つ資料といえる。

瀬戸内寂聴さんの死に支度

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読書誌「図書」の最新号(2014年1月号)に、瀬戸内寂聴さんの「これまでの100年、これからの100年」と題する講演記録が載っていて、興味深く読んだ。というのも冒頭で寂聴さんは、「毎日毎日が私にとっては、まさに死に支度ということです」と宣言されているからだ。寂聴さんは今年91歳になられるということなので、失礼な言い方かもしれないが、いつ往生しても(つまり死んでも)おかしくない年だ。凡俗はそれでも、自分はまだ簡単には死なないぞと思うものだが、寂聴さんの場合にはいつ死んでもよいように心の準備ができているという。これを俗に「お迎えの来るのを待っています」ともいうが、こういう心境になれるということは、ある意味素晴らしいことはなかろうか。

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八景島シーパラダイスのオタリアが、観客の前で書初めを披露しているというのでちょっとした話題になっている。筆者がこのニュースに接したのはワシントン・ポストのWEB版で、そこには自力で書き初めをしているオタリアの写真がアップされていた(上の写真)。そこで、ほんとかいなと思ってシーパラダイスのサイトに直接あたって真偽を調べてみた次第だ。

平成廿六年元旦を迎えて

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今年は午年ということで馬の絵を水彩で描いてみた。馬のモデルは北斎漫画から借用した。これを見た人の中には、性的なニュアンスを嗅ぎ取った人もいたが、あくまでも北斎漫画からの借用なので、筆者自身には責任はない。もっとも筆者はこの馬の図柄がエロティックなどとは毛頭思っていないのだが。

「餃子の王将」が同情されるわけ

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「餃子の王将」の社長が何者かによって射殺された事件を巡って、日頃から王将を利用している客を中心に同情と励ましの声が寄せられているそうだ。何でもない市井のエピソードのようだが、それにしても何故、一飲食業者がこれほどまでに、人々の関心を呼ぶのか。筆者なりに心当たりがあるので、つまらないおせっかいかもしれないが、紹介しておきたい。

日本橋の上に高速道路はいらない

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首都高の改修計画が発表された。それによると、傷みが激しいために作り直すのは5区間計8キロで費用は3800億円、そのほか2千か所55キロ区間で大規模補修を行い費用は2500億円、合計6300億円については、高速道路料金を無料化するタイミングを15年先延ばしにすることで調達する、というものだ。要するに現在の高速道路網を前提にしているわけだが、ちょっと待ってくれよといいたくなる。

ポスティング制度と日本球団の台所事情

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楽天の田中将大選手の大リーグ挑戦を巡って、本人の希望と球団側の思惑が食い違って、ちょっとした問題が沸き起こっている。本人は是非、先日成立したポスティング制度の新しいルールに従って大リーグを目指したいと言っているのに、楽天球団側が難色を示しているのだ。その背景には、金の問題があるようだ。

悪いニュースを伝えるタイミング

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良いニュースと悪いニュースでは、悪いニュースを先に伝える方が有効、こんな研究結果がナショナル・ジオグラフィックに紹介されていたが、それを読んだ筆者は首をかしげてしまった。というのも、筆者の日頃の印象では、悪いニュースは最後に伝えた方が、少なくとも伝え手にとってはメリットがあると感じていたからだ。それに対して良いニュースは、真っ先に伝えた方が良いと。

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ブランドン・スタントン(Brandon Stanton)はニューヨークを根拠地にしてフォトブログを運営する変わり種の写真家だが、一部の物好きたちから大きな声援を受けている。もともとシカゴで金融ディーラーをやっていたが、金融危機のあおりでクビになった後、ニューヨークに出てきて写真家になった。

ピロリ菌の除菌に成功す

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先日、自分自身がピロリ菌と戦っている様子を、このブログで紹介したところだが、二度にわたる挑戦の末、ついにピロリ菌の除菌に成功した。その結果、今のところどういう状態が現出したかについて、記録の意味で、書いておこうと思う。

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