日々雑感

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(表参道KEYAKIビル)

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地下鉄銀座線の表参道駅を出ると、まず目に入るのが青山パラシオタワーです。この建物は、表参道と青山通りの交差点南西角に位置しており、地下鉄駅とは直接つながっています。ですから、地下鉄駅から表参道にアクセスするさいには、最初に眼に入るというわけです。この建物は、スペインの建築家リカルド・ボフィルによって設計され、1999年に竣工しました。以後、表参道のランドマークとしての役割を果たしてきました。


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先日親しい友人たちと小宴を催した折、参加者の一人が東京の現代建築について蘊蓄を披露したことがあった。小生も建築には興味を持っていて、とりわけ建築遺産と呼ばれるものについては、自分自身のサイト「東京を描く」のなかで、特設コーナーを設けて論評しているところである。現代建築は、建築遺産と呼ばれるものとは自ずから趣を異にはするが、なかなか関心をそそられるところもある。そこで小生は、その男の刺激もあって、東京の現代建築を見歩いてみようという気になったところだ。その男が言うには、東京のなかにも表参道界隈は、有名な建築家のデザインしたユニークな建築物が櫛比し、さながら現代建築の展示場の観を呈しているそうだ。そこで小生は、初夏のすがすがしい一日を、表参道界隈をぶらついて、現代建築物を見歩いた次第である。以下、その印象を、写真を添えながら語りたいと思う。

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西園から不忍池を渡った対岸に「アイアイの森」があり、マダガスカルの珍獣フォッサとキツネザルが暮しています。マダガスカルは、アフリカ大陸からかなり離れているので、固有の種が多くいることで有名です。上野動物園にはそのうち、フォッサとキツネザルを見ることができます。

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上野動物園には現在、カバが一頭だけいます。メスのカバで名はユイというそうです。元からいたオスのジローのお嫁さんとして上野にやってきたのですが、昨年(2022)ジローが死んでしまったため、いまでは一人ぐらしです。実は子供がいたのですが、残念なことに死んでしまったそうです。

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上野動物園のサイは、ヒガシクロサイという種類で、アフリカ出身です。雄雌二頭いるそうですが、この日小生が見たのはオスのマロです。マロはボール遊びが大好きだそうで、時折遊んでいる姿を披露してくれます。小生が訪れた時にも、その様子を披露してくれました。上の写真はその様子をうつしたものです。角先で器用にボールを転がしています。

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上野動物園のキリンは、池之端門のすぐそば、オカピの隣にいます。オカピもキリンの仲間だそうです。もっとも首はキリンにくらべてずっと短いです。キリンの首は2.5メートルにも達するそうです。首が長くなった原因については、色々と説がありますが、決定的なものはないようです。高木の葉を食べるのに有利だとか、メスをめぐる競争に有利だとかありますが、オスだけならともかくメスの首も長いので、眉唾ものです。

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フラミンゴは、鮮やかなオレンジ色の長い首と、細くて長い脚が魅力的な水鳥です。アフリカ大陸、アジア大陸、アメリカ大陸の広い範囲にわたって生息しています。数千羽から数万羽の巨大な群れをなして生活しています。そのため集団活動が得意で、息のあったダンスは非常に人気があります。

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東園からイソップ橋を渡って西園にやってくると、最初に目立つところに見えるのがペンギンたちです。上野動物園には、過去さまざまなペンギンたちがいましたが、今いるのはケープペンギンです。南アフリカのケープ地方に生息しているので、ケープペンギンと呼ばれています。中型のペンギンです。

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上野動物園には多くの種類の水鳥がいます。動物園のとなりには不忍の池がありますので、そこにもカワウをはじめ天然の水鳥たちがいます。ここでは、タンチョウヅル、オグロヅル、ハシビロコウの三つの種類の水鳥を紹介します。

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ヘビクイワシは、その派手な見かけもあって、一見して猛禽類には見えませんが、タカの仲間のれっきとした猛禽類です。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に生息しています。勇ましい名前は、コブラ類などの毒蛇をいとも簡単に捕食することからつきました。もっともこれは、日本だけの命名で、学術名は射手座の射手という意味です。

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上野動物園でもっとも種類の多い動物は鳥類です。なかでも猛禽類と水鳥が多く集められています。まず猛禽類から見ていきましょう。上の写真はオオワシの勇壮な姿を映したもの。オオワシは猛禽類の王者といってよいでしょう。カムチャツカ半島や樺太で繁殖し、冬になると北海道あたりにまで南下してくる渡り鳥です。日本で見られる猛禽類としてはもっとも大きいといわれています。

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バクは奇蹄目の一種で、ウマの仲間です。ウマよりずっと小型で、しかもずんぐりむっくりした体形が特徴です。バクには、白黒の派手な模様のマレーバクと、グレー一色の地味な色合いのアメリカバクがいます。上野動物園にいるのはアメリカバクです。東園の広場に面した、比較的目立つ場所にいるので、まず見逃すことはないと思います。

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カワウソはイタチの仲間の哺乳類で、水の中が得意です。日本カワウソは絶滅したと言われていますが、ユーラシア大陸には、まだ多数生息していることが確認されています。上野動物園では、ユーラシアカワウソが二頭元気にしていました。これは二頭ともメスのカワウソで、名前はモモとサクラと言います。2012年に、アクアマリン福島から引き取られてきました。

昨夜(4月21日)、NHKが「いまを切に生きる 瀬戸内寂聴さん愛と苦悩の99年」と題して、作家でかつ仏教者であった瀬戸内寂聴尼の生き方に焦点をあてた番組を放送していた。生前の尼の大ファンだった小生は、それを感慨深い気持ちで見た。なにしろ、尼が一昨年の秋に亡くなった時には、「瀬戸内寂聴尼の成仏を祝う」と題した小文をしたためて、ブログにアップしたくらいである。小生が尼の死を「成仏」と呼んで祝福したのは、尼が仏教者としてさとりの境地に達していたと思ったからだ。生前すにでさとりを得たものが、二度と死ぬことはないのだが、尼の場合には、己の死を通じて、煩悩に生きるひとを少しでも励ましたいと思い、死を恐れるなと言いたかったのだと思う。

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上野動物園にはかつて多くの猛獣がいたと記憶しますが、いまではトラだけになってしまったようです。絶滅が危惧されて、動物園といえども、入手することが困難になっているためかもしれません。そのトラは、東園の東のはずれ、サル山の反対側にあります。

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サル山の隣には北極グマの住処があります。数の割には大きな面積を享受しています。せまいところでは、生きられないのかもしれません。大規模な岩場のほか行水用のプールもついていて、機嫌のいいときには、そこを舞台として、色々なパフォーマンスで子供たちを楽しませてくれます。小生も、上野動物園でもっとも好きな動物の一つです。

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上野動物園でサルに見とれる話の続き。これは、サル山に向かって左半分の集団を監視しているサル。序列第三位といったところか。下にいるサルたちに向かって、これもやはり「仲良くやれよ」と言っているようです。その足元には、別の二匹のサルがいて、上と下との中継ぎ役をいやっているように見えます。

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上野動物園の花形といえば、サル山のサルたちである。小生のこの日の目当ても、パンダを除けばサル山のサルたちであった。パンダは順番待ちが長くて、短気な書生には待ちきれなかったが、サル山のまわりはそんなに混んでおらず、ゆっくりと観察することが出来たうえに、いい写真も撮ることができた。ここではその写真の中からいくつか紹介しようと思う。

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今日(4月11日)は朝から晴天が広がり、気持ちのいい陽気なので、荊婦がいうとおり、家の中に閉じこもっていないで出かけることにした。目標は上野動物園。久しぶりに動物たちと触れ合ってみたいと思ったのだ。そんなわけで、午前九時半ごろ家を出て、船橋から京成電車に乗って、十時半過ぎに上野動物園にたどり着いた。ウィークデーということもあるし、春休みも終わったので、園内は小さな子供を連れた母親とか外国人ばかりが目立った。

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