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最近アメリカはロシアに対して厳しい制裁をかけているが、トランプはプーチンとの個人的友好関係の維持に熱心なようだ。3月20日には、ホットラインを通じてプーチンと親しく対談し、その中で、なるべく早くプーチンをホワイトハウスに招待したいと言った。プーチンもそれに応えて、トランプをクレムリンに招待したいと言ったそうだ(RIAノーヴォスチ通信による)。

新たな核軍拡競争:プーチンとトランプ

大統領選を直近に控えたプーチンが、自国民と世界向けの演説を行い、その中で軍事力の強化を訴えた。その主な内容は、欧米のディフェンス・システムを突破する能力を持つ核弾道ミサイルの開発に注力するというものだ。このミサイルはアメリカからの迎撃をかわして、世界中の標的を確実に攻撃できる。また、ロシアに対しては無論、ロシアの同盟国への攻撃には、ロシアは断固として反撃する。世界中の国々、とくにアメリカはロシアのこの決意を厳粛に受けとめた方が良い。プーチンはそう言って、ロシアの軍事力の充実を誇った。

神に帰依する人々と神に取り憑かれた人々

一昨日(一月三十日)のこのブログで、トランプの登場を促したアメリカの福音主義者たちについて触れたが、宗教運動が政治を動かす事例は今回のトランプの登場に限らず世界の至る所で起きてきたし、また起きる可能性がある。日本の安倍政権の登場もある意味ではその一つの例と言える。

トランプ登場の陰にはアメリカの福音主義者たちの圧倒的な支持がある。福音主義者というのは聖書に書いてあることこそが真実であり、それに反することは虚偽であると主張するばかりか、本気でそう信じている人たちである。アメリカ人の四分の一がこうした福音主義者であるとされるが、社会が安定している時にはあまり政治化することはない。ところが社会が不安定になったり、人々の不満が高まったりすると、一気に政治化する。その政治化の動きがトランプ登場の大きな引き金となったわけだ。

トランプ政権が「フェイクニュース賞」なるものを発表した。一位は日ごろトランプを舌鋒鋭く批判している経済学者のポール・クルーグマンで、彼にコラムを提供しているニューヨークタイムズ始め、トランプに批判的な報道をしているメディアが顔をそろえた。「安定した天才」を自負する大統領からこのような賞をもらった人々はどのような気持ちだろうか。

韓国の主導で南北会談が催され、両国の融和ムードが演出される中で、アメリカのトランプ大統領はこれを歓迎するかのような反応を見せているが、アメリカ国内にはこの動きを苦々しく見ている者が多いようだ。彼らに共通しているのは、この融和によって北朝鮮への圧力に向けた国際的な包囲網が崩れ、その結果北朝鮮に核ミサイル開発への時間的な余裕を与えることで、アメリカの安全保障が著しく損なわれる恐れだ。彼らはこの恐れを理由にして、北朝鮮がアメリカを標的にした核ミサイルを完成させる前に、北を先制攻撃すべきだと主張している。ニューズウィークの日本版に寄せられたエドワード・ルトワック署名の記事などはその代表的なものだ。

トランプの延命はFOXニュースの手柄

先日FOXニュースのブライトバート化について言及したが、ブライトバート化することによってFOXニュースは、なりふりかまわずトランプを擁護しているとの印象が強まっているのは事実のようだ。そればかりではない、FOXニュースのおかげでトランプは、政治的な危機を幾分やわらげられてもいる。もしFOXニュースが大々的にトランプを擁護しなかったら、トランプは今頃倒れていただろう。そこが同じ大統領のスキャンダルでもニクソンとは違う事情が働いている。言葉を換えれば、もしニクソンの時代にFOXニュースのようなものがあったら、ニクソンは生き延びたかもしれない。

プーチンのロシアとトランプのアメリカ

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今年はロシアの大統領選が予定されているが、いまのところプーチンの勝利は揺るがないと見られる。プーチンの最大の政敵であるナヴァーリヌイが立候補できなくされているし、そのほかに脅威となるようなライバル政治家が見当たらない。プーチンが今年の大統領選に勝てば、首相時代の四年間を含めて、およそ四半世紀にわたってロシア政界に君臨することになる。

沈黙を破る人々:TIMEのPerson of the Year

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TIME恒例の Person of the Year に,今年はセクハラ被害について公然と発言した女性たちを、「沈黙を破る人々 The silence breakers」と命名したうえで選出した。今年は、こうした女性たちが声を上げたおかげで、ハーヴィー・ワインシュタインとかアル・フランケンといった各界の実力者が相次いで職を失い、セクハラはかならずしも得になる行為ではないという通念を、改めてアメリカ社会に喚起した。それは本来なら当たり前のことなのだが、その当たり前のことが今までのアメリカでは当たり前でなかった。正義は踏みにじられ、悪がはびこってきたのだ。そういう憂うべきアメリカを本来の姿に立ち戻すうえで、彼女らの行為には偉大な意義がある、というのが選出理由である。

National Anthem Kneeling にトランプがかみつく

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あたりかまわず気に入らない連中と衝突を繰り返しているトランプが、今度はスポーツ選手と深刻な対立を起こしているというので、芸能ネタとしてはちょっとした話題になっているようだ。きっかけはいつもの通りツイッターでの発言。最近彼が観戦したNFLの試合で、一部選手がNational Anthemの際にKneelingをしているのはけしからん、そんな奴は首にしてしまえと書いたところ、NFL はおろかスポーツ界の有力選手から次々とブーイングが沸き起こったというのだ。

平昌オリンピックは開催できるか

平昌オリンピックの開催が近づいているが、朝鮮半島情勢が俄かにきな臭くなったことを受けて、参加をためらう国が出てきた。フランス、オーストリアが、このままでは不参加の可能性が高いことを示唆し、ドイツも参加の可否を検討するといっている。今後もこうした動きに追随する動きが広がることが予想される。場合によっては、開催国の韓国自体が、開催をあきらめることもありうるといった異常事態だ。

昨夜(日本時間の9月21日)、トランプが初の国連演説のなかで金正恩を「ロケットマン」と揶揄したことに対して、ニューヨーク入りした北朝鮮の大使が反撃し、そのトランプを「吠える犬」だと罵倒した。この様子を取り上げたNHKの報道番組(ニュースウォッチ9)は、さっそく犬を抱いたトランプを画面に登場させて、「ワンワン」と鳴かせてみたものだ。これにはさすがの筆者も驚いた。NHKはちょっとやりすぎではないのかと。これでは安倍政権のこわい人たちから大目玉を食っても仕方がない。

日米韓は一体として北朝鮮を完全破壊すべきか

ドナルド・トランプが初の国連演説で北朝鮮を激しく攻撃し、完全破壊を辞さないと述べたことで世界を震撼させた。北朝鮮を完全に破壊するとは、どういうことか。2400万の北朝鮮人を皆殺しにすることだろうか。多くの人がそう危惧したと思う。アメリカは1600発以上の核弾道を持っていると言われるから、それらをすべて北朝鮮に打ち込めば、たしかに北朝鮮は人っ子一人生き残らない焦土と化し、完全破壊されると思う。またトランプならそれをやりかねないと思っている人が多いだろう。

トランプの次の恩赦は自分自身か?

トランプが、アリゾナの元保安官で刑事訴追を受けていたアルパイオを恩赦したことについて、ポール・クルーグマン教授は、ニューヨークタイムズのコラムの中で、これはアメリカ流ファシズムの始まりだと批判している。アルパイオのやった行為が、メキシコからの移民を不当に拘束し、彼らをコンセントレーションキャンプ(アルパイオ自身の言葉)へぶち込み、そこで拷問まがいのことをやったことからすれば、その行為の残虐性はナチスの強制収容所と大差ないし、ファシズムと言ってもよい。それを大統領のトランプ自ら礼賛し、法の支配の原則を無視して、アルパイオに恩赦を与えたわけだから、クルーグマンの危惧も一理あると言えよう。

吠えるトランプ

一昨日(8月22日)アリゾナ州フェニックスで行われたトランプ派の集会で、トランプが今まで以上の情熱を込めて吠えまくった。その吠えぶりが、アメリカ大統領に期待される威厳をあまりにも逸脱しているばかりか、狂気じみてもいたので、共和党の議員たちの中にも、トランプをマッドマンと受け止める人が続出しているらしい。

皇帝トランプに跪拝する臣下たち

先日、トランプ政権の閣議が公開されたが、その様子があまりにも異様だったので、世界中が驚かされた。というのも、閣僚たちが次々とトランプ大統領に向かって最大限の賛辞を捧げたその様子が、皇帝に対する臣下の忠誠のように見えたからだ。いまどき臣下が皇帝に忠誠を誓う国と言えば、先進国の間ではどこにもない。だから先進国のメディアは、この様子をこぞって、おもしろおかしく報道した。中には、トランプ政権を中国の習近平政権に譬え、どちらも皇帝への個人崇拝を皇帝自らが強要しているとして、その異常さを比較しているものもある。英紙 Guardian の記事はその代表的なものだ。後日の参考のために、引用しておきたい。

トランプはガキか?

トランプがロシアのラブラフ外相らとホワイトハウスで会談した際に、ISにかかわる機密情報を漏らしたというので大きな騒ぎになっている。例によってオルタナ・ファクトが好きな側近たちが懸命にその事実を否定して、火消しにつとめているが、当の本人がそれを認めている。しかも誇らしげにだ。自分には、非常に貴重な情報が日々入ってくる、その情報をロシアの友人たちと共有したいというのだ。

FBI長官解任の波紋

トランプがFBIのトミー長官を解任したというので、ちょっとした波紋を巻き起こしているようだ。解任というと聞こえはいいが、要するに強引にクビにしたということだ。しかもその理由にいかがわしいものがある。トランプは、もっともらしい理屈を弄しているが、真の動機はFBIの操作妨害にあるとささやかれている。つまり、トランプのロシアスキャンダルを、FBIが追跡する動きを強めていることに対して、危機感を覚えたトランプが、長官の首をすげ替えることで、捜査の動きを骨抜きにしようと企んだ、というわけである。

金正恩の挑発的な態度に頭に来たトランプが、もし金正恩が核実験をしたら許さない、その場合にはアメリカは北朝鮮に対して先制攻撃も辞さない、と言って、空母カールビンソンを旗艦とする海上攻撃部隊を北朝鮮に向かわせた、と発言したことで、世界中が大騒ぎになった。ところが、カールビンソンは北朝鮮に向かっていたのではなく、シンガポールを出航した後インド洋に向かい、そこでのんびり油を売っていることがわかった。それでまた世界中が大騒ぎになっている。いったい、どうなってるんだ、と。

トランプがバノンを遠ざけ始めたワケ

トランプが最側近のバノンを国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーからはずしたことで、さまざまな憶測を呼んでいる。トランプの娘婿クシュナーとバノンの対立をトランプが喜ばなかったとか、NSCの議長マクマスターが異端のバノンの追い落としにかかったとか、いうものである。最大の理由はやはり、トランプがバノンに政治的な意味でのまずさを感じ始めたからではないか。

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