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下中彌三郎（芳岳）1878‐1961(明治11‐昭和36)は平凡社の創業者 であり、教育運動，労働運動，農民運動の指導者です。 兵庫県今田村(現，今田町)に生まれ，幼時より陶工として立杭焼に たずさわり，その後は独学，苦学を経験し、日本最初の教員組合、 「啓明会」を組織するなど、多彩な活動、事業に尽力した。 大正3年（1914）平凡社を創立し、31‐35年《大百科事典》， 55‐59年《世界大百科事典》の刊行をはじめとして各種の事典の 編集，刊行に力を注いだ。 出版人として下中彌三郎は「美術全集」「陶器全集」を発刊するうちに 次第に美的意識が高まり、同時に若き日の陶工生活を想いだし、 もう一度、焼き物を焼いてみたいと念願するようになった。 昭和31年、知人の画家中野一水から懇請され、中野が所有していた 鎌倉山窯の責任者となり、念願叶い、焼き物を造り始めた。 当時、鎌倉山窯には長年、星岡窯で北大路魯山人を扶けた職人、 松島宏明が働いており、共に焼き物を製作した。 百人一首を書いた角皿や、富士、万葉を書いた丸皿を盛んに造った。 その後、昭和34年には後進の育成のため、横浜市戸塚区平戸町附近に 朝日山陶芸研究所（やさぶろ窯）を設立し 昭和35年1月には日本橋三越で「初窯展」を催した。 ＜「下中彌三郎事典」より抜粋＞ 作品名 下中彌三郎 彌三郎窯 黄瀬戸 めおとゆのみ 平凡社創業者 日教組創始者 平凡社の創業者であり、日本教員組合の創始者として知られる下中彌三郎の黄瀬戸の、めおとゆのみです。 ご覧いただきまして誠にありがとうございます。 サイズは写真にて御確認ください。 ご質問がございましたらご遠慮なくコメントください。 #作家物 #コレクション #湯呑み #茶碗 #夫婦湯呑 #やさぶろがま #教育運動家 #鎌倉山窯主宰 #魯山人 #星岡窯 #松島宏明
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