TIMEが影響力ある100人に小泉環境大臣を選出

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米誌TIMEが、恒例の Next100(影響力ある100人) に、日本の政治家小泉進次郎を選んだ。理由は、日本憲政史上最長の在任期間を誇る安倍晋三総理大臣の後継者として、これからの日本をリードする存在だということだ。なんといっても日本は、まだ一流国の仲間と認定されているから、その指導者となるべき人物は、国際的に見ても影響力のある政治家と認定されるわけだ。

小泉進次郎は、環境政策をセクシーにやりたいと発言して、日本の一部の人たちから顰蹙を買ったが、やるべきことはやっている。横浜市が、厳しい地球温暖化政策を打ち出したことについては、小泉進次郎も関わっている。そうTIMEはいって、小泉を高く評価している。もっともそれだけでは今年の100人に選ばれるだけのインパクトに欠ける。TIMEが小泉進次郎に着目したのは、かれの出自だろう。かれは日本ではいまでも人気がある政治家小泉純一郎の息子だし、日本ではそうした有力政治家の子孫であることが、甚大な政治資源になっている事実がある。TIMEは、そうした事実に着目して、小泉進次郎を今年の100人に選んだのだと思う。

政治家として今年の100人に選ばれた人物には、次の米大統領選に名乗りを上げているピート・ブッティジェグもあげられる。ピート・ブッティジェグは、インディアナ州のある市の市長としてそれなりの実績を上げているが、いまだ全国的な名声は獲得していない。だから数ある民主党候補のなかでは、本命とはみなされていない。本命とみなされている人たちは、みな70歳以上の老人ばかりである。そうした老人を立てたのでは、民主党は、折角トランプのオウンゴールを誘えるところが、それを実現できない可能性が大きい。大統領戦に勝利するためには、やはり若い候補者を立てる必要がある。

TIMEは、そういう条件を唯一満たす候補としてブッティジェグを選び、かれを応援するつもりで、今年の100人に選んだのではないか。





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