ホビット 思いがけない冒険

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ホビットといえば、児童文学の傑作だ。筆者も昔読んだことがある。それが三部作として映画化され、その第一部「思いがけない冒険」が上映されるとあって、早速見に行った。非常に面白かった。

ホビットは、ドワーフたちが龍の怪物に征服された故郷を取り戻すために冒険を重ねるという物語だが、第一部では、トロルとの遭遇、ゴブリンの襲撃、オークとの戦いを経て、危機一髪のところをワシに救われ、はなれ山の麓にたどりつくまでを描いている。

とにかく戦いの連続と言ったところ。すさまじい戦いの場面が次々と、それこそ息をも継がせない勢いで繰り広げられる。3Dなので、その迫力は言葉にはできないほどだ。170分の大作だが、時間の長さを全く感じさせない。

題名の「思いがけない冒険」とは、魔法使いのガンダルフの企みで、思いがけなくもドワーフたちの冒険に加わることになってしまったホビットの気持ちをあらわしたものだ。この作品は、ドワーフたちの冒険の物語であるとともに、ホビット・ビルボの成長物語でもある。





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