写真（ロイターから）は、先日ロンドンの国会議事堂前広場で行われたデモの様子。参加者たちは皆一様に、大蔵大臣ジョージ・オズボーン（George Osborne）の仮装をして整然と行進している。彼らのスローガンは「食の平等（Enough Food for Everyone IF）」だ。今年の6月にイギリスで開催されるＧ８で、このテーマが取り上げられるように訴えているのだという。
でも何故、大蔵大臣ジョージ・オズボーンなのか。ジョージ・オズボーンは先日100年国債や永久国債の発行を打ち上げて大いに関心を集めた。永久国債とは、元本を返済しない代わりに、永久に利子を払い続けるというものだ。それでかき集めた金を何に使うのか？その一部でも食の平等の実現に向けて使ってもらいたい、そんな意図が込められているのだろうか。
それにしても、ユーモアたっぷりのデモではないか。さすがユーモアを解する国のデモだ。
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