東京を描く市民の会の写真好きの人々と立教大学を訪れ、構内を散策しながら気に入った眺めを撮影する機会があった。その折に、水彩画になりそうな景色を選んでスケッチしたものの一枚がこの絵だ。
これは昔の図書館の建物で、エントランスをくぐったすぐ左手に立っている。図書館機能は、敷地の北側の大きな建物に移転したので、この建物は歴史的な建築物として、主として人々の目を楽しませるために保存されているようだ。
建物入り口の上部にMATHERと記されているのは、この図書館を寄贈した人の名前だということだ。
(2013年、ファブリアーノ紙300g、28×38cm)
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