カイマンを襲うジャガー

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写真(ナショナル・ジオグラフィックから)は、ジャガーがカイマンを襲った瞬間。まず右手でカイマンを捉え、動きを止めたうえで、首の後ろに噛みつく。その後、次第に頭の方へと牙をずらしながら、強大な力でカイマンの頭を噛み砕く。さしもの沼の王者カイマンも、あえなくジャガーに仕留められるというわけだ。

カイマンは中南米の沼沢地帯に生息する中型のワニで、大きさはオスで2~2.5メートル、メスはそれより一回り小さい。動物の植物連鎖の頂点に位置する種の一つで、水の中では無敵を誇るが、陸地に上るとジャガーの餌食にされる。

一方ジャガーの方は、ネコ科の仲間では虎、ライオンに次いで大きく、中南米における植物連鎖の頂点にたつ。ジャガーとは現地住民の言葉で、「ひと突きで殺すもの」という意味だそうだ。


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