イヌワシのシカ狩り

| コメント(0)
131006.eagle-swoops-deer.jpg

写真(ナショナル・ジオグラフィック)は、イヌワシがシカを討ちとった瞬間。所はシベリア川流域の雪原地帯、アムールトラの生態研究のために設置されていた固定カメラに映っていた。シカは一歳のニホンシカで、イヌワシがわずか二秒で仕留めた様子をカメラが記録していた。

イヌワシは、ワシの中までは大型で、体長は80~95センチ、翼を広げたところは2メートル以上にも及ぶ。イヌワシが大型の哺乳類を襲うことはまれだといわれるが、時にはこのようにシカを襲うほか、トナカイや子供のヒグマを襲うところも目撃されているという。猛禽類の中でも、最も強いといえる。

なお、ニホンシカは日本だけでなく、ロシアのアムール地方から、ベトナムにかけて、東アジア一帯に生息しているという。


関連サイト:動物写真を楽しもう 






コメントする

アーカイブ