仲良く釣り:水彩で描く子ども

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筆者が普段散歩道としている長津川の流域、その一角にこんな水溜りがあって、いつも子どもたちが遊ぶ姿が見える。大抵の子どもはこのように釣りをしているのだけれど、何を釣ってるんだいと聞くと、大抵ザリガニを釣っていると答える。こんなところでザリガニをとってどうするんだい、と重ねて聞くと、ザリガニ同志を戦わせたり、はさみのような前足をくすぐってみたりして、遊ぶのだそうだ。

この水溜りには、子どもたちの外に大人たちがいることもある。そうした大人たちはたいてい、大きな望遠レンズのカメラを三脚に固定して、何ものかを相手にシャッターチャンスを狙っている人が多い。なにをしているんですかと聞くと、こちらはカワセミを撮影しようとしているのだそうだ。もっともカワセミが見られることはめったにないそうだけれど。

(19×28cm、ウォーターフォード水彩紙190g、2014年)




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