よく死ぬ映画俳優

| コメント(0)
米サイトWhatCulture!が、「よく死ぬ映画俳優トップテン」なるものを発表したそうだ。死ぬと言っても、実際に死ぬわけではなく、映画の中で死ぬという意味だ。でなければ、何度も死ぬわけにはいかない。

それによれば、一位はショーン・ビーン、二位はジョン・ハートだということだ。ビーンのほうは22回で、ハートの40回には、数の上では及ばないが、死に方のユニークさや死に様のバリエーションの点で上回っているという。つまり数だけが基準になるわけではないのだ。

こんな話を聞かされると、日本の場合は如何、と言う気になる。日本でも、いわゆる性格俳優というものがいて、そういう俳優の魅力の一つは、いかにカッコよく死んでみせるかということにある。

また、日本にはチャンバラ時代劇ややくざ映画というジャンルがあって、そこには必ず悪役が出てきて、最後には必ず死ぬということになっている。いい悪役の評価は、いい死に方にかかっているといってもよい。

そんな基準で「よく死ぬ日本の映画俳優」を、自分なりにリスト・アップしてみたところ、新藤英太郎、山形勲、吉田義夫、多々良純などといった名前が浮かんできた。読者諸兄はどうだろうか。





コメントする

アーカイブ