ペアで漁をするハクトウワシ

| コメント(0)
160802.eagle1.jpg

写真(National Geographic)は、湖上で漁をするハクトウワシのペア。左がオスで、右がメス。メスが湖面に最接近し、いまにも魚をハントしようとする瞬間をとらえている。ハクトウワシは漁の名手で、狙った獲物はほぼ確実にゲットするという。漁の能力は、雌雄であまり差はないようだ。

ハクトウワシはアメリカの国鳥に指定されており、国章の図柄にも採用されている。南北アメリカ大陸に生息するが、一時は絶滅に瀕した。それが最近回復傾向にあるのは、やはり国鳥を大事にしようという気持からだろう。

鷲の図柄は、ドイツの国章としても用いられている。こちらはクロワシだ。13世紀以来、ドイツ人が自分たちのシンボルとして遇して来た鳥で、あのナチスもハーケンクロイツと組み合わせる形で用いた。

ちなみにイギリスの国章はライオンと一角獣。この両者が戦うところはナーサリー・ライムでもとりあげられている。でも、ライオンはイギリスにはいないし、一角獣は想像の世界にしかいない。そんなものをどうして国章の図柄に選んだのだろうか。日本人が麒麟や鳳凰を国章に選ぶようなものだ。





コメントする

アーカイブ