ホーキング博士がトランプを批判

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著名な理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が、テレビインタビューの中でトランプを批判し、彼は「最小公分母にアピールしているようなデマゴーグだ(a demagogue who seems to appeal to the lowest common denominator)」と言った。

こう言われたトランプ陣営では、悪口を言われているとは感じたものの、言葉の意味がよく呑み込めず、パニックになったそうだ。なにしろ世界的な権威からこう言われたわけだから、その内容をきちんと理解しなくてはならぬ。でなければ有効な反論もできない。

というわけで、一時グーグル検索では、demagogueとかdenominatorとかStephen Hawkingといった用語についての検索が爆発的に増えたそうだ。これらの言葉でホーキング博士がいったい何を言いたいのか、またホーキング博士とはいったい何者なのか、正確なところが知りたかったのだろう。

それでも正確な意味がつかめなかったらしく、トランプ陣営の責任者であるコレー・ルワンドフスキは聊かげんなりした様子で、次のような声明を発した。トランプの悪口を言うのはいいが、せめて普通の英語で言って欲しい、と。

それに応えるかたちでホーキング博士は言った。「トランプは悪人だ、本物の悪人だ(Trump bad man. Real bad man)」と。 





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