長津川の水路で亀の親子を見る

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久しぶりに晴れ間が出たので、デジカメを提げて長津川へ出かけてみた。先日、水路の下流で、例のカルガモの親子が九羽揃って泳いでいるところを見たので、今日もまだいるかもしれないと期待しながら出かけて見たのだった。ものの本などによると、カルガモのヒナは孵化して二か月後に独り立ちし、それを契機に母子関係を清算するとあったので、今年の五月初めに孵化したこのヒナたちも、それぞれ独り立ちして、めいめいどこかへ去ってしまったのだろうと思っていた矢先に、親子全員揃っているところを見たので、非常に懐かしい気がしたものだった。

いつもの散歩コースを大きく外れて、長津川の本流を船橋市街に向かって下って行ったが、残念ながらカルガモの親子の姿を目にすることはできなかった。長津川は途中から暗渠になってしまうので、あるいは暗渠に潜り込んで、見えないのかもしれない。

その代わりと言ってはなんだが、長津川の分流にあたる水路の一角で、亀の親子を見つけた。このあたりには以前から亀が住み着いていたのだが、今日は大人の亀が二匹と子亀が一匹仲良く泳いでいる。親亀はほとんど同じ水域に生息しており、しかも一匹だけで暮らしていたのが、今日は配偶のほかに子亀まで伴っている。この子亀は、いつ生まれたのだろうか。また、親亀たちはいつ夫婦になったのだろうか。

この水路は下水道を兼ねていて、水質はよくないのだが、カルガモや亀たちは、そんな環境にめげず、精いっぱい生きているのである。





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