順調に育つカルガモの子

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小生が毎日散歩する公園の水路には、カルガモの姿を時折見ることができる。一時期は、この水路で卵をかえし子育てをしていたものだ。ところが、三・四年前から雛をかえすことがなくなった。理由は明らかではないが、卵を産む時期に管理者が水路を浚渫したために、それに驚いて去ったのではないかと思っていた。しかし、その後もずっと卵をかえす様子が見られなくなったので、この水路で営巣することを断念したのではないかと思ったりした。

ところが六月の半ば頃に、生れたばかりの雛を従えたカルガモの姿を見た。日記で確認すると六月十九日のことだ。カルガモの雛が現れるのは、以前は五月連休の頃のことだったので、その頃より一か月半もおそい。どういうわけか、その理由を穿鑿して、家人にも話したところ、千葉県の實籾でも生れたばかりのカルガモの子がテレビで紹介されていたわよ、という。関東地方では、カルガモの抱卵時期が遅くなっているのだろうか。

その後、カルガモたちは姿をみせなくなったので、大方忘れていたところ、今日(七月七日)、散歩の途中に水路に浮かぶカルガモの母子を見た。雛たちはだいぶ大きくなっている。生れた当初に五羽いた雛は、一羽も欠けずに生き残っている。これだけ大きく成長すれば、蛇に飲み込まれることもないだろうから、この先順調に育っていくのではないか。

ともあれ、カルガモの母子の元気な姿をみるのは、気の晴れることだ。




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