日本を徘徊するボケ老人たち

| コメント(0)
かつてマルクスは「ヨーロッパを妖怪が徘徊している」と語ったが、今の日本を徘徊しているのはボケ老人たちである。このボケ老人たちは、ただに日本を徘徊するだけでなく、日本を牛耳っている。ボケ老人が日本を牛耳るとどういうことになるか。

まずボケ老人たちの徘徊ぶりを確認しておこう。首相は人の言うことを聞かず意味不明なことを喚き散らすだけだし、副首相は常識と非常識の区別がつかない。日銀総裁は、金の価値を守るのが仕事なのに、その価値を破損するようないたずらをしてほくそ笑んでいる。こういう連中が日本を牛耳っているわけだから、日本の未来は暗澹たるものだ。

ボケ老人の徘徊ぶりは、安倍晋三政権の時代にも見られたが、その安倍晋三政権で権力を握っていた老人たちがそのまま年を取ったので、かれらのまき散らす老害はますます深刻化し、目を覆うばかりである。たとえば先日は五輪組織委員会の老会長が不適切発言で退陣に追い込まれたが、本人には悪いことをしたという自覚はないようだ。この老人がやめざるを得なかったのは、国際社会の目が働いたためだと思う。そういう外圧が働かないと、今の日本はボケ老人の暴走を止められなくなっている。

小生は老人が絶対的に悪いと思っているわけではない。智慧のある老人もあるし、貴重な経験で若者たちを導くような人もいる。だがボケた老人はいただけない。ただでさえ迷惑千万なことを繰り返す傾向が強いうえに、それが分不相応に巨大な権力を持つと、社会にとって破滅的なことをやらかしかねない。じっさい今の日本の権力を牛耳っているボケ老人たちの振舞いを見ると、日本は絶望的に壊れてしまっていると思わざるをえないようなところがある。

老人ばかりが国の権力を独占するのは問題である。ましてやボケ老人たちが権力を独占することは、その国の滅亡につながるのではないか。






コメントする

アーカイブ