エレクティオン神殿:ギリシャ美術

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エレクティオン神殿は、パルテノン神殿完成後に建築された。やはり、アクロポリスに立っていた古い神殿を除却して、新たに建築されたものである。全体がイオニア様式でまとめられている。この時代の神殿の建築様式には、ドリス式、イオニア式、コリントス式の三つの様式があった。ドリス式が一番シンプルで、コリントス式が最も新しく、また装飾的だった。

この神殿は、海神ポセイドンとアテネの守護神アテーナーを祭っている。神殿の建っている土地が大きく傾斜していることもあって、北側と西側は、南側と東側より三メートル低くなっており、また、狭い範囲に複数のパートが集約されていることもあって、非常に複雑な形状をしている。

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これは、エントランス部分の列柱。少女たちの像が柱がわりとなって、天上を支えている。






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