トランプは不死身のタフガイか?

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コロナウィルス予防の目的で、抗マラリア剤のハイドロクシクロロキンを、トランプが毎日飲んでいると明かしたことが大きな話題になっている。というのも、この薬品はコロナウィルスに有効だと証明されたわけではなく、一方重大な副作用が懸念されているからだ。

トランプは、クロロキンとハイドロクシクロロキンがコロナウィルス対策に有効だとかねてから主張してきた。先日はその言葉を信用してクロロキン剤を飲んだ人が頓死するという事態も起きている。そんな中でトランプが敢えてハイドロクシクロロキンの服用を宣伝するのはどういうわけか、というので大きな騒ぎになっているようである。

トランプは、独断で飲んでいるわけではなく、一応専門家の意見を聞いて飲んでいると主張している。その専門家というのは、海軍軍医のショーン・コンリーだそうだが、コンリーはもともと整体師上がりで、感染症の専門家ではないと、英紙ガーディアンの記事は指摘している。

それにしても、重大な副作用が懸念されるにかかわらず、なぜトランプはこの薬にこだわるのか。どうやらトランプは、いい加減な医者よりも自分のほうがよほどコロナに詳しいとアピールしたいらしいのだ。併せて、トランプはハイドロクシクロロキンの製造会社に投資しているそうだ。つまりプライベートな利害損得もからんでいるらしい。

トランプは、73歳という年齢や肥満体質からして、薬害の可能性は大きいはずなのに、いまのところ重大な健康障害はないようだ。もし本当に服用を続けているとしたら、心臓に大きな影響が出ない筈はないと考えられている。そこで、トランプの心臓には毛が生えているのではないかとの観測も生まれている。トランプは不死身のタフガイか、というわけである。






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