米軍の戦死者を侮辱するトランプ:米紙The Atlanticが批判記事を掲載

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トランプは、米軍の戦死兵士に敬意を払わないし、場合によっては侮辱することもある。そういってトランプを厳しく批判する記事が米紙The Atlanticに掲載された(Trump: Americans Who Died in War Are 'Losers' and 'Suckers')。記者は同紙の主任編集員ジェフリー・ゴールドバーグ。この記事を読むと、トランプの人間性がよく見えて来る。かれにとっては、金にならないことをするのはバカのやることで、利口な人間は、金にならない無駄なことはしない。兵役に志願して命を失うことは、もっとも馬鹿げたことである。そういうトランプには、世の中に、金以外に重要な価値があることなど考えられない、と、この記事はトランプの人間性を厳しく批判している。

じっさいトランプは、ベトナムへの兵役も悪知恵を働かして逃れた。一方かつての政敵ジョン・マケインは、ベトナム戦役で捕虜になった。そのことをトランプは嘲笑し、また、父ブッシュが第二次大戦中日本軍に撃墜されたことを負け犬だといって罵った。マケインが死んだ時は、その葬儀にかかわることを拒否し、ホワイトハウスがかれのために半旗を上げた時には激怒したということだ。そういうところは、トランプの人間としての偏狭さを感じさせる。

この記事はほかにも、トランプがいかに米軍の戦死者(英雄)を軽蔑しているか、さまざまな例をあげて批判している。それを読むと、トランプの英雄嫌いは、自分自身の兵役のがれのコンプレックスに根差しているのではないかと、小生などは勘ぐってしまうのだが、この記事の記者によれば、そんな気の利いた話ではなく、単にトランプが、自分自身のこと以外には関心を持てないエゴイストだということである。

トランプの金への執着はすさまじいものだ。かれは金のためにはどんなことでもいとわない。大統領の地位を最大限利用して、自分のビジネスで金儲けしているのがその例だ。トランプの公私混同に比べれば、日本の安倍晋三がしていることなど、児戯に等しい。

トランプとその仲間たちが、この記事に猛烈に反発しているのはいうまでもない。なにせ大統領選まで二か月足らずだ。ここで軍人たちの支持を失うのは痛い。





コメント(1)

コロナウイルスに感染させられるのが嫌なら独りでトランプでもやってろって話になったな
戦死した兵士に負け犬とか言うドナルド・トランプが勝っても米国人が犬扱いされるようになるだけだし身内以外からはそのままコロナウイルスで死んでくれと思われてそうだな
経済にしたってコロナウイルスをダシに商品のリリースを遅らせて暇つぶししてただけで商品開発が捗ったわけでもなさそうだし数字は改竄できても遅かれ早かれ多くの産業の存在意義の無さがバレるだろうしな

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