千葉県民は二級国民か

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台風15号は千葉県の人びとに甚大な被害をもたらした。小生は千葉県民ではあるが、幸い甚大な被害に見舞われることはなかった。だが、日頃仲よくしている千葉県民には甚大な被害を被った人もいて、小生は友人として、憂慮に耐えない。そんな千葉県民に打撃を与えたのが自然災害であることは、小生にも理解できるが、その自然災害がこんなに甚大化したのは、人災も作用しているのではないか。特に東京電力の責任が重いと思うのだが、国や千葉県の行政当局にも責任があるのではないか。

特に東京電力の責任は重いと思う。そのトップが経産省を訪れて、大臣に向かって謝罪したそうだ。そのシーンをテレビニュースが紹介していたが、それを見た小生は、何故東京電力のトップが経産省の大臣に、まず最初に謝罪しに行ったのか、そのワケがわからなかった。東京電力のトップは経産省の大臣に、迷惑をおかけしたいって謝罪したそうだが、東京電力が迷惑をかけたのは、なにはともあれ千葉県民ではないのか。その千葉県民をネグレクトして、経産省の大臣にまず謝るというのは、どういうことだ。

東京電力は、経産省に睨まれたら非常に都合が悪いが、千葉県に睨まれても一向痛痒を感じない。そう思っているから、一番の被害者である千葉県民を無視して、まず経産省の大臣に挨拶しに行ったのだろう。これは、東京電力が安倍政権のマネをしているのだろうと、アマノジャクの小生などは思ってしまう。安倍政権にとって、沖縄県人は二流国民で、かれらがどんなに騒ごうと、豚の悲鳴を聞くのと違いはない。それと同じように、東京電力にとっては、千葉県民は二流国民だから、別に気にする必要もない、そんなふうに考えているのでないか。

小生がこんなことをわざわざいうのは、東京電力がまず謝罪すべきは千葉県民だろうと思うからだ。千葉県民といえば、日本国民の栄誉である長嶋茂雄がそうであるように、ものごとにこだわらないところがある。だがそれを東京電力が利用して、千葉県民を馬鹿にするのは許せないような気がする。これは一千葉県民としての小生の率直な感じである。

東京電力のトップを専らに攻めたが、国や千葉県の責任も大きい。特に千葉県はひどい。某知事にいたっては、自分の所管する千葉県になにが起きているのか、理解しているという印象が全く伝わってこない。まるで他人ごとのような表情ばかりが伝わってくる。この人は一体どうなっているんだろうと、小生などは心配になったくらいだ。





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