ブティジェッジが一躍フロント・ランナーに

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民主党の大統領候補Pete Buttigiegのことを、小生は先日のこのブログでブッティジェグと標記したが、その後YouTubeなどで、ブティジェッジと発音されるということを知った。そのブティジェッジが、アイオワで開かれた全米最初の党員投票で、一躍フロント・ランナーに躍り出た。戦前の予想を覆すサプライズとして受け取られているようだが、老人ばかりがどんぐりの背比べをしていた状況が、これで大きく変わる可能性がある。もしかしたらトランプに勝てる候補になるかもしれない。

そこで気の早い小生は、ブティジェッジが大統領になったら、アメリカはどう変わるだろうかと考えてみた。材料があまりにも少ないので何とも言えないが、いまよりはましになるのではないか。なにしろトランプはひどすぎる。やることが刹那的だし、国のことより自分自身のことばかり考えている。他の国のことだからどうでもよいというわけにもいかない。やはりアメリカの大統領は、人類の指導者としての自覚を持ってもらいたい。自分のことばかり考えるようではいけない。

アメリカのメディアはブティジェッジをセンターレフトと位置付けているようだ。中道よりやや左がかっているという意味だが、たとえば国民皆保険制度に反対しているなど、サンダースなどと比べると保守的なように見える。日本のメディアには中道と紹介しているものが多いようだが、そのほうが実像に近いのかもしれない。アメリカではオバマを中道と位置付けているから、オバマの路線に近いということかもしれない。オバマケアなら容認できるが、サンダースのようなラディカルな政策は問題だというスタンスと見える。

若いということは、政治家としてはプラスにもマイナスにも働く。経験不足と言う点ではマイナスに評価されるが、若さの持つ可能性はプラスになるだろう。ケネディが大統領になったのは43歳の時だが、もしブティジェッジが大統領になれば38歳という史上もっとも若い大統領の誕生ということになる。ケネディは理想を語りながら戦争も好きだった。ブティジェッジはどうか。トランプの唯一いいところは、やたらと戦争をしたがらないところだが、ブエィジェッジにも戦争好きにならないでほしいものだ。





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