大洋の航海者サメ:葛西臨海水族館に遊ぶ

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マグロ専用の巨大プールに隣接して「大洋の航海者」という名の、やはり巨大なプールがあります。入口の階段を下りてすぐにみえます。ここの主人公は様々な種類のサメです。もっとも目立つのはシュモクザメです。頭の部分がT字型の撞木のような形をしているところから、そう名付られました。英語では Hammerhead shark (ハンマーの頭をしたサメ)と呼ばれています。フカヒレの材料になることから乱獲され、絶滅危惧種に指定されています。

次に目立つのがスミツキザメ。これは人食いざめの仲間オオジロザメやイタチザメと同様メジロザメ科に属しており、やはり獰猛な性格です。大きさは1メートルほどです。胎生の魚で、太平洋からインド洋にわたって生息しており、日本の近海でも見られます。

エイの仲間もいます。とくに目立つのがシノノメサカタザメ。サメという名前がついていますが、れっきとしたエイです。もっともこのエイは、あまり平べったくはなく、サメに似た形をしてます。そこでサメという名前を頂戴することになったのでしょう。

サメの合間を縫うようにして、小魚の大群が遊泳しています。マイワシの群れです。マイワシはこういうふうに群れを作る習性があるので、人間はたやすく一網打尽にすることができるわけです。

この水槽にも一部マグロが泳いでいます。魚の種類同士の関係はどうなっているのでしょうか。サメやマグロが鰯を食べたりはしないのでしょうか。







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