地中海の魚たち:葛西臨海水族館に遊ぶ

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地中海は、出口のジブラルタル海峡が非常に狭いので、内海のように閉じた海という印象です。ですが海流はあります。暖流だけですので水温は高いです。また、塩分が濃いのが特徴で、ジブラルタルから遠ざかり、東へ行くほど濃くなります。痩せた海で、魚は少ないと言われていますが、800種類ほどの生息が確認されています。

葛西臨海水族館では、色々な種類の魚が見られます。一番目立つのは、灰色がかった地味な色合いのタイの仲間で、これはサレマといいます。

ベラの仲間も多くいます。腹にオレンジ色の筋が入ったメディタレイニアンレインボーラスとか、黒っぽい筋の入ったピーコックラスとか、目玉がくりくりしたアキシラリーラスといった魚たちです。

今回はあまり目立ちませんでしたが、口の中で卵を育てる珍しい魚がいるそうです。オレンジ色のカーディナルフィッシュとか、アンコウのような面つきをしたファインスポッテドジョーフィッシュなどです。

ヒトデやウニもいます。ヒトデは水槽の壁にへばりつき、ウニは水中を遊泳していました。





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