紅海の魚たち:葛西臨海水族館に遊ぶ

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紅海はスエズ運河からアデン湾に向けての非常に長い海です。ジブチのところで狭くなっているせいで、外海から隔絶した閉じた空間となっています。そのため、この海固有種の魚がけっこういます。水質は、塩分が濃く、透明です。世界の海の中でもっとも透明な海だといわれています。

葛西臨海水族館では、多くの種類の魚を集めています。一見して、色とりどりの魚がにぎやかに泳いでいることがわかります。一番多いのはエンゼルフィッシュの仲間で、イエローバンドエンゼルフィッシュ、アラビアンエンゼルフィッシュ、ゼブラエンゼルフィッシュ、メニースパイスドエンゼルフィッシュなどがあります。

黒と黄色の縞模様で目立つのはレッドシーバナーフィッシュ、ハタタテダイの仲間です。この海の固有種で、鑑賞用に輸入されていますが、非常に高価だそうです。

やや大ぶりのタイに似た魚はソハール。赤くてやや小ぶりのタイに似た魚はキンギョハナダイ。名前のとおり金魚を大きくしたイメージです。

これだけ多くの種類の魚が狭い水槽の中に共存していると、時には荒潮が生じることもあるそうです。





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