小笠原の海:葛西臨海水族館に遊ぶ


世界の海とは別に、東京の海のコーナーもあります。東京と言えば大都会の印象ですが、実は広い海もあるのです。伊豆七島と小笠原諸島の海が東京の範囲に含まれるのです。小生は伊豆諸島の大部分と、小笠原の父島・母島を訪れたことがあります。東京から小笠原の父島までは、小生が行った頃は28時間かかりました。いまでもそれに近い時間を要するそうです。

その小笠原の海の水槽を、まず見物しました。亜熱帯の海らしく、色鮮やか魚たちが泳いでいます。20種類ほどいるそうです。一番目立つのは、黒と黄色の太い縦じま模様の魚、ツノダシといって、亜熱帯系の水族館ではどこでも見られる人気者です。

出目金を思わせるような巨大な目をもち、ずんぐりした体型の魚は、カンムリベラでしょうか。

そのほか、ヤマブキベラとかヒブダイといった魚がいるそうですが、小生には見分けがつきませんでした。ただ、小笠原でフナ釣りを楽しんだときのことを思い出しました。その折には、いろどり豊かな魚をいくつも釣り上げたものですが、そのほとんどは、船頭さんによれば、外道といって食べられない魚だそうです。






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