大谷選手の快挙を喜ぶ

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大谷翔平選手が、大リーグ104年ぶりの大記録となる快挙を成し遂げたというニュースが伝わってきて、それを喜んだ日本人の一人が小生だった。とにかく素直に喜びたい。なにしろ、野球の神様といわれたあのベーブルースが、1918年になしとげた記録(投手としての10勝と打者としての10本塁打以上)を104年ぶりに達成したのだ(1918年のベーブ・ルースは、投手として13勝、打者として11本塁打)。

大谷選手本人は、これは二刀流だから意味のあることで、単なる打者・投手の記録としては平凡なものだと謙遜しているが、そんなに卑屈にふるまうことはない。無論大袈裟に自慢すべきことでもないが、自分のなしとげたことには、誇りをもってよい。

日本人の一流選手が、ごそっと大リーグにとられる現状は、日本のプロ野球ファンにとって、両義的な感情を覚えるところだが、しかしかれらが成功する姿を見ることは、心楽しむことである。

かつて、野茂英雄選手が、日米の野球の懸け橋となり、日本人プレーヤーが大リーグに進出する道を開いた、イチロー選手は、その禁欲的な姿勢で、大リーグ選手でもなかなかできない非凡な活躍をした。そして大谷選手は、いまやアメリカの子どもたちのアイドルである。かれには子どもにも愛される素質がある。今後とも元気で活躍してほしい。





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