東京ユニオン・チャーチ表参道、Goro's:表参道の現代建築群

| コメント(0)
omote0401.jpg
(東京ユニオン・チャーチ表参道)

この風変わりな外観の建物は東京ユニオン・チャーチ。ユニオン・チャーチはプロテスタント系の協会。厳密な宗派性にはこだわらず、プロテスタントの精神を受け入れる人々には分け隔てなく解放されているとのことです。宗教行事のほか、一般のイベントにも使われるそうです。小生は内部には立ちいらなかったですが、開錠されているときには、誰でも中に入って見学できるとのこと。


設計は鈴木エドワード。丹下健三事務所の出身です。代表的な作品には、JR赤湯駅舎など、鉄道の駅舎が多い。本人のこだわりもあるのかもしれません。

omote0402.jpg

これは斜め下から見上げた構図ですが、なにせ手前のケヤキの葉が繁茂していて、建物のアウトラインを隠しています。落葉の時期にじっくり見に来た方がよさそうです。

omote0403.jpg
(Goro's)

東京ユニオン・チャーチから西へ向かって歩くと、通りを隔てた反対側に、レンガ色ののっぽの建物が目に入ります。建物のエントランスのところにしめ縄が飾られているので、宗教系の施設かなと思ったりしましたが、それはユニオン・チャーチの印象がそう思わせたのかもしれません。実際には、この建物は、宝飾ブランドGoro'sが入っているのです。

Goro'sとは、宝飾デザイナー高橋吾郎のブランド名です。当初は駒込でレザー・クラフトをやっていましたが、1973年にここに進出し、以後宝飾ブランドとしての名声を確立したそうです。

omote0404.jpg

建物の設計者など、建築の経緯にかかわる情報は入手できませんでした。






コメントする

アーカイブ