長津川の公園の土着ネコ

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小生の家から遠くないところに、洪水対策用の調整池を活用した公園がある。長津川公園と名付けられてその場所を、小生は毎日散歩するのであるが、そこには大勢の野良ネコが住み着いていて、中には家族で暮らしているのもある。そのネコたちを、地元の人たちは土着ネコと呼んで、大事にしている。ネコにはそれぞれ特定の庇護者がいて、「野良猫に餌を与えるのは無責任です」という管理者の警告を無視して、毎日餌を与えている。ほとんどは老年女性である。彼女らはおそらく、充たされない母性本能のはけ口として、ネコをそれこそネコ可愛がりしているのではないか。

小生は散歩のついでにストレッチ対象をするのであるが、その体操の舞台としているテラスのようなところに母ネコと二匹の子ネコからなる家族が住み着いている。小生のかれらとの付き合いはもう長いので、お互いに顔見知りである。この日も、小生が始めたストレッチ体操を、かれらは面白くもないといった目つきで眺めていた。

この動画は、彼らの様子をうつしたもの。真ん中にいるのが母ネコで、その両脇を囲んでいるのが彼女の子どもらである。彼らには世間に通用する名前はない。庇護者はともかく、通りがかりの人たちも、てんでに好きなように呼んでいるのだろう。母親が白いのを手がかりにして、彼女をシロと呼んでいる人もいる。小生と言えば、母親をチョッパ、二匹の子供をチョッピ、チョッポとそれぞれ呼んでいる。

ネコは縄張り意識の強い動物で、それぞれ特定の場所を自分の縄張りと心得、他の猫の侵入を許さない。この家族の場合も、かれらだけでこの場所を占有しているようである。





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