オーストラリア西部の海:葛西臨海水族館に遊ぶ

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オーストラリア西部の海を再現した水槽には、どういうわけかタツノオトシゴの仲間ばかりが目に付きます。じっさいには、ほかの魚もいるのでしょうが、この水族館では、タツノオトシゴの仲間を集めたようです。

一番目立つのは、ウェーディ-シドラゴン。タツノオトシゴとは近縁関係ですが、それとは別途ヨウジウオ科に分類されています。タツノオトシゴは、子供を育てる袋を腹の部分にもっていますが、このウェーディーシードラゴンには袋はなく、尻尾の先に卵を産み付けます。その尻尾は不器用にできていて、ものをつかむことができないので、この魚はいつもふわふわとただよっています。

次に目立つのは、ビッグベリードシーホース。これはタツノオトシゴ科の中で比較的大型といわれますが、この水槽のなかのものは小さく見えます。名前のとおり大きな腹をしています。これは子供を産み育てる役割を果たします。

そのほか、ゴブリンフィッシュというのがいます。底のほうでじっとうずくまっているのが見えました。あまりはっきりとは見えなかったのですが、名前のとおり奇妙な形をしていました。






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