オーストラリア南部の海:葛西臨海水族館に遊ぶ

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オーストラリア南部の海は、グレートバリアリーフなど北部の海とは違い、サンゴ礁はありません。ここの水槽では、ごろりとした大岩がおかれています。現地もそんなイメージなのでしょうか。場所柄としては、シドニーより南側の海だと思います。

最初に目に付いたのは、フグのように丸っこいピンクの魚です。これは、ホワイトバードボックスフィッシュといって、ハコフグの仲間です。色がピンクなのに、なぜホワイトというのかよくわかりません。ハコフグの仲間として、観賞用に適しており、また、毒はありますが、食べられます。毒は、トラフグとは違って、内臓ではなく肉の部分にもあるそうですから、気を付けないといけません。

次に目立ったのは、ハリセンボンのような形をした魚。これはサザングローブフィッシュといって、ずばりハリセンボンの仲間なのです。ハリセンボン同様多くの針をもっていて、外敵から身を守ります。この水槽の中ではもっとも目立つ魚です。

黒い縦じまの魚が何種類か見られます。太い縦じまで丸っこいのはムーンライターといいます。細い縦じまはオールドワイフです。なぜそんな風に呼ばれるのか、興味を覚えるところです。

縦じまが三本入った太めの魚は、マグパイパーチといって、タカハノダイの仲間。多くの魚は口が上向きですが、この魚は口が下向きについています。海底にいる生き物を食べるのに向いています。






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